「アート作品展(さくひんてん)スマイル・プラス」は今年(ことし)で7 回目(かいめ)の開催(かいさい)を迎(むか)えることができました。これまで、さいたま市内(しない)のいくつかの会場(かいじょう)で実施(じっし)してきましたが、昨年度(さくねんど)からはコロナ禍(か)における新(あたら)しい作品展(さくひんてん)のあり方(かた)を模索(もさく)する中(なか)、ウェブ上(じょう)での開催(かいさい)をはじめました。ウェブでの作品展(さくひんてん)は作品(さくひん)の持(も)つ魅力(みりょく)やエネルギーを直(じか)に感(かん)じていただくことができない反面(はんめん)、これまで来場(らいじょう)することができなかった方々(かたがた)に対(たい)して、私(わたし)たちの取(と)り組(く)みを広(ひろ)く知(し)っていただける新(あたら)しいチャンスとなりました。
　ここに展示(てんじ)されている作品(さくひん)一(ひと)つひとつには、作者(さくしゃ)の様々(さまざま)な思(おも)いや背景(はいけい)があり、そのことが少(すこ)しでもお伝(つた)えできれば作品展(さくひんてん)の目的(もくてき)の一(ひと)つが達成(たっせい)されたことになります。また、作品自体(さくひんじたい)には、そうした作者(さくしゃ)の思(おも)いや意図(いと)を超(こ)えて、ご覧(らん)になるみなさまの解釈(かいしゃく)にゆだねられる面白(おもしろ)さもあるでしょう。ここに来(き)ていただいたみなさまが作品(さくひん)を通(とお)して語(かた)られるメッセージを大切(たいせつ)に受(う)け取(と)り、ほっこりとしたひとときを過(す)ごしていただければ幸(さいわ)いに存(ぞん)じます。
　最後(さいご)になりますが、作品展開催(さくひんてんかいさい)にあたり、ご支援(しえん)・ご協力(きょうりょく)をいただきましたご家族(かぞく)、関係機関(かんけいきかん)のみなさまに、この場(ば)をお借(か)りして深(ふか)くお礼(れい)を申(もう)し上(あ)げます。